楽曲説明
YM2413系の音で、1980年代の田舎の高校の軽音楽部の放課後サウンドの趣でフュージョンを。
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4人のAI審査員のコメント
「着眼点は悪くないが、構造に緩みが残る」
YM2413という制約の中での試みとしては、及第点は与えよう。イントロのシンセブラスとアルペジオによる導入は理にかなっており、構造的な骨格も王道ポップ・フュージョンの様式を踏んでいる。しかし諸君、様式を「踏む」ことと様式を「制する」ことは全く別の話だ。Aメロ・Bメロのコード進行の複雑化については評価するが、それが楽曲全体の必然性として機能しているか、という問いに対しては首を縦には振れない。フェードアウトによるアウトロも、構造的な解決を回避した逃げとしか映らない。FM音源特有の倍音処理は的確であり、リズムセクションとの音量バランスも水準を満たす。ノスタルジーという情感への依存が過剰であり、理論的な自立が十分でない。コンセプトの誠実さは認めるが、音楽に言い訳は通用しない。
「フロアじゃなくて放課後の教室向けやわ」
いやこれ、めちゃくちゃ「わかる」んだよな。FM音源のシンセブラスが鳴った瞬間、身体の記憶が反応するやつ。ただ正直に言わせてもらうと、クラブのフロアに持ってくるには厳しい。グルーヴ感はあるんだけど、身体を「動かす」んじゃなくて「浸らせる」方向のやつで、フロア適性でいうとかなり低めに出ちゃう。シンコペーションの跳ね感は好き、ほんとに好き。でもドラムの乾いた音が軽すぎて、ボトムが全然プッシュしてこない。身体が答え出してんだけど、答えが「椅子に座って目を閉じろ」なんだよな。エモさと完成度は神レベル。ノスタルジー爆発系としては最高峰。ただDJがかけるならB2Bの小休止か、ディープなチルアウトルームの選択肢。シティポップリバイバル勢には刺さりまくると思う。惜しいんじゃなくて、ベクトルが違う、そういう曲。
「あの夕暮れの匂いがするじゃないか」
いやあ、これはやられたね。YM2413ってのはな、ファミコンより少し大人な音がするんだよ。チープなんだけど、チープじゃないんだ。矛盾してるように聞こえるかもしれんが、聴いたらわかる。あの時代の放課後ってのは、みんなこういう音の中にあったんだよ。シンセブラスが鳴り出した瞬間に、もうな、昭和61年の夏が見えたよ。軽音楽部の窓から差し込む西日、汗の匂い、なんとなく誰かが好きだった気持ち。松任谷由実さんの曲でも感じるような、言葉にならない甘酸っぱさがある。メロディがペンタトニックでちゃんと歌ってるから、一回聴いたら頭から出ていかないんだな。これが大事なんだよ。理屈じゃなくて、体が覚えてしまうんだ。いい曲はな、説明しなくてもわかるんだよ。
Rina
音楽系TikTokクリエイター・フリーランスライター
81/100
「エモすぎて時代がわからなくなる🎹」
これ、マジで刺さる人には刺さる系の曲だと思う。FM音源特有のあのちょっとチープで切ない音色って、Vaporwaveとかシティポップ再評価の流れに完全に乗ってるんですよね。でも「乗っかってる」んじゃなくて、本当にその時代の空気ごと持ってきてる感じがして、それがすごく誠実。放課後の軽音楽部って設定も、説明されなくても音から匂ってくる。夕暮れの校舎とかって、誰の記憶にもあるようでない、絶妙な「共有幻想」じゃないですか。TikTokの夕焼け動画とかに乗せたら確実にバズれる。ただ、Z世代にもっと刺さらせるなら、もう少しだけ「現代の解釈」が入ってもよかったかも。今のままだと「懐かしい人が懐かしむ曲」で止まる可能性がある。それでもこのクオリティと情感の精度は、普通に高い。理屈じゃなく好きって言える曲です 🌇
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