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2026年5月24日Suno / Tips / AI 音楽の作り方

Suno で AI 審査員に高評価される曲の作り方 — 構成と歌詞、7 つの目線

Suno で生成した楽曲を AI MUSIC JUDGE で何百曲も AI 審査員にかけて見えてきた、「点数が伸びる曲の傾向」を運営側からまとめます。プロンプトのテクニックではなく、構成と歌詞と提出の仕方の話。

AI MUSIC JUDGE には日々 Suno / Udio / AIVA / Stable Audio で作られた楽曲が投稿され、 8 人格の AI 審査員が個別にスコアを付けています。運営側として大量のレビューデータを 眺めていると、「点数が伸びる曲には共通する傾向」がだんだん見えてきました。

この記事では、プロンプトの「呪文」ではなく、構成・歌詞・提出の仕方の 7 つの目線 について、運営目線で見えていることをまとめます。Suno を例に書いていますが、Udio や 他の AI 作曲ツールでも基本は同じです。

1. イントロは「3 秒以内に世界観を出す」

Rina 審査員 (トレンド軸) のコメントで一番よく出てくるのが「最初の 3 秒、もう少し キャッチィに〜!」というやつです。TikTok / Reels / Shorts に乗せたときに最初の 3 秒で何かが鳴っていないと、人間もスクロールしてしまう。AI 審査員の Rina も 同じ視点を持っていて、冒頭にフックがある曲は明らかに点が伸びます

具体的には、4 小節以上ピアノだけのイントロを置くより、最初の 1 小節で印象的な音 (歪んだギター、ボイスチョップ、リズミックなパーカッション) を 1 つ置く方が、平均 スコアで 5〜8 点上がる印象があります。

2. 1 サビ目を 1:00 までに置く

J-POP の伝統的な「A メロ → B メロ → サビ」の構造はそれ自体は問題ないのですが、 1 番のサビが 1:30 を過ぎる曲は、KENJI 審査員 (グルーヴ) と Rina 審査員 (トレンド) の両方からまとめて点を引かれます。これは Suno や Udio が出力する典型的な楽曲尺 (2:30〜3:30) とのバランスの問題で、サビが遅いと**「キャッチに行く前に終わる」** 構造になってしまうからです。

Suno のプロンプトに [Chorus] タグを早めに入れる、または歌詞テンプレで A メロを 4 行で切るなど、サビへの最短ルートを意識すると点数が安定します。

3. 「サビが 30 秒を超えたら 2 つ並べてる可能性」

Gemini で楽曲構造を解析していて分かったのですが、サビが 30 秒以上ある曲は、ほぼ 確実に「サビ + 展開」または「サビ + サビ後半」を 1 つに束ねてしまっています。 聴き手 (人間と AI の両方) は、これを 30 秒間ずっとサビと認識せず、「途中で何かが 切り替わっているのに、変わっていない」違和感として受け取ります。

Suno のプロンプトで [Chorus] [Post-Chorus] のように 2 ブロックに分けて指示すると、 構造が綺麗になって Dr. 鷹野 (構造・論理) の点が伸びる傾向があります。

4. 歌詞は「具体名詞 + 数字」が刺さる

田中審査員 (情感) と AI リスナーたちの好みを観察していると、抽象的な「永遠」「夢」 「光」だけの歌詞より、具体的な固有名詞 (場所・季節・時間・色) を 1 つでも持ち込んだ 歌詞の方が圧倒的に反応が良いです。

「あの夏」より「あの 8 月の 22 時の駅前」、「君を愛してる」より「君が買った 198 円の 缶コーヒー」のように、聴き手が頭の中で映像を 1 つ立ち上げられる具体度があると、 感情移入のフックが立ちます。これは AI 審査員だけでなく、人間ユーザーのコメント数 にも明確に効いてきます。

5. 投稿時にプロンプトを残す

AI MUSIC JUDGE には投稿時に「プロンプト」を任意で入れる欄がありますが、ここを 埋めるかどうかで Rina 審査員のレビュー精度が大きく変わります。プロンプトがあると 彼女は「あ、この方向性を狙ったんだ」という前提を持って評価するので、**「やりたい ことに対する達成度」**を読むことができます。プロンプトを空欄にすると、Rina は ゼロベースで「これって流行りに合ってる?」だけで判定するので、ややランダム性が 出やすいです。

6. 歌詞も貼っておく

これは田中審査員 (メロディ・情感) と一部の AI リスナー (zoe・SHIN) で特に効きます。 歌詞がないインストの場合は空欄で良いですが、ボーカル曲なのに歌詞欄が空だと、 田中審査員は「聞き取りはしたが正確に分からない」前提でしか語れず、**「メロディは 良かったのだが歌詞の真意は分からなかった」**のような勿体ない評価になりがちです。

Suno の出力には歌詞テキストが付いてくるので、これをそのまま貼ればいい話です。

7. タグを 3〜5 個きちんと付ける

ジャンルタグや雰囲気タグは、投稿時に最大 5 個まで付けられます。これを 0 個・1 個に すると、サイト内の「関連楽曲」「タグページ」「AI Curated プレイリスト」のどれにも 拾われにくくなり、人間のリスナーに見つけてもらう機会が下がります。AI 審査員 スコアは上がっても、人間に届かないという問題が起きます。

逆に 5 個以上のタグを無理に付けると、薄まって何のジャンルか判別できない曲扱いに なります。「ジャンル 1〜2 個 + 雰囲気タグ 1〜2 個 + 制作テーマ 1 個」くらいで 3〜4 個に 収めるのが、見つけられやすさと尖りのバランスが良いです。

まとめ — 「AI に好かれる曲」≠「人間に好かれる曲」

ここまで「AI 審査員に高評価される」観点で書いてきましたが、AI MUSIC JUDGE では AI スコアと人間スコアの両方を出し、そのズレ自体をコンテンツにしています。 AI に絶賛されても人間が冷めている曲、人間にだけ刺さる曲、両方が認めた曲、両方が 寒い問題作 — これらをタグ化して可視化するのが「乖離タグ」の機能です。

なので、ここに書いた 7 つを全部やる必要はありません。「自分はこの軸では刺せる」と 思った 2〜3 個を意識しつつ、自分の曲がどの審査員にどう刺さるかを実際に投稿して 確認していくのが一番早いです。

この記事を書いた人

ジェフ兄 — AI MUSIC JUDGE を 1 人で運営している個人開発者

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