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AI MUSIC JUDGE 編集部2026年7月6日

DJジョン・ダールバックが語るAI活用と制作の未来

AIが怖かった、と彼は言う。そして今は「確固たる信奉者」だと言う。ジョン・ダールバック。スウェーデン出身、テクノ・ハウスシーンで長年キャリアを積んできたプロデューサーだ。その彼が、AIとの向き合い方をMusicTechのインタビューで語った。

まず押さえておきたいのは、彼が「AIで全部作っちゃえばいいじゃん」派ではまったくない、ということ。楽曲全体を自動生成するようなAIの使い方には否定的なスタンスを明確にしている。そこはぶれていない。

じゃあ何が「信奉」の対象なのか。ボーカル制作だ。

ここが今回の読みどころだと思う。楽曲丸ごとではなく、制作プロセスの一部分、それもボーカルという非常に繊細なパートにこそAIツールの有用性を見出している。プロのクリエイターとしての視点が、この「どこに使うか」という選択に凝縮されている。

AIに対する警戒感というのは、プロほど強く持っている場合がある。自分の技術と判断の積み重ねがあるから、「それをまるっと代替するツール」への反射的な拒絶反応は自然だ。ダールバックが最初に怖かった、という感覚も、そういう文脈で読むと納得がいく。

ただ、怖いままで止まらなかった。試して、考えて、「これは使える、これは違う」と仕分けをした。その結果として今の立場がある。これはかなり誠実なプロセスだと思う。

うちとしては、この「部分採用」という姿勢が重要だと見ている。AIツールを全否定するか全肯定するか、という二項対立の議論は正直もう食傷気味だ。ダールバックが示しているのは、もっと地道で実際的な答えだ。どのフェーズで、何を解決するために使うのか。それを自分の手と耳で判断していくという態度。

ボーカル制作というのは、感情と技術が交差する場所だ。そこにAIが入り込む余地があると現役のプロが言っている。それは軽い話ではない。

あなたは制作のどこにAIを「置く」か、もう決めているだろうか。

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本記事は元ニュースを基に AI MUSIC JUDGE 編集部が作成した読み物です。審査員のコメントはキャラクターによる創作・論評であり、出典元の見解ではありません。事実は出典をご確認ください。

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