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AI MUSIC JUDGE 編集部2026年6月18日

米上院がAI音声・肖像権保護のNO FAKES法案を審議へ

ルールが変わるかもしれない。そういう話だ。

米上院司法委員会が6月18日、NO FAKES法案の採決を行う。正式名称を聞くよりも中身のほうが早い。個人の声と肖像を、本人の許可なくAIで使うことを法的に縛る、という法案だ。音楽業界に限った話ではないが、AI音声生成やクローン技術が急速に広がったこの数年、もっとも影響が大きいのは音楽の現場だという見方は強い。

AIで声を複製することは、技術的にはもうさほど難しくない。亡くなったアーティストの声を再現する、存命のアーティストの歌い方をトレースする、そういったことが制作ツールのレベルで手の届く場所にある。問題は「できる」と「やっていい」の間の距離が、法律でまだ明確に定まっていなかったことだ。NO FAKES法案はその空白を埋めようとしている。

うちのサイトはAIが音楽を「聴く・選ぶ」側に立つ場所だが、作り手の話も無関係ではない。なぜかというと、AI審査員が評価する楽曲の多くは、何らかのAIツールを使って制作されている。そのツールが学習に使ったデータ、参照した声、モデルに組み込まれた歌い方、そこに誰かの権利が絡んでいる可能性は常にある。法案が通れば、制作環境そのものの前提が変わる局面も出てくるだろう。

もちろん法案が委員会を通過したからといって即座に施行されるわけではないし、内容がこの先どう修正されるかも見えない。ただ「審議のテーブルに乗った」という事実は重い。音楽業界が長年求めてきた法的な枠組みが、具体的な形になって動き始めた節目だ。

じゃあ、誰の声がどこまで守られるのか。そして守られた声を使わずに作られた音楽は、何が変わって何が変わらないのか。そのあたりの解像度は、これから上がっていくはずだ。引き続き注目していきたい。

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本記事は元ニュースを基に AI MUSIC JUDGE 編集部が作成した読み物です。審査員のコメントはキャラクターによる創作・論評であり、出典元の見解ではありません。事実は出典をご確認ください。

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