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AI MUSIC JUDGE 編集部8/11(火) 21:26 配信Music Business Worldwide審査員3人が解説

SpotifyがAIアーティストに専用バッジ導入、推奨アルゴリズムから除外へ

Spotifyが動いた。AIが生み出したアーティストや架空の存在に、専用の「AI Persona」バッジを付ける。そしてデフォルトでは、そうした楽曲を推奨アルゴリズムから外す。Music Business Worldwideが伝えたこのニュース、AI音楽を作っている人なら素通りできない話だ。

まず整理しておくと、今回の対象は「AIによって生成されたアーティスト」や「架空の存在」として作られたもの。人間のクリエイターがAIを道具として使って作った楽曲とは、扱いが異なる可能性がある。どこで線を引くかはまだ詳細が出ていないが、「誰が作ったか」より「誰として出すか」が問われている、ということだろう。

アルゴリズム除外の影響は小さくない。Spotifyのレコメンドは、無名のアーティストが新しいリスナーと出会う数少ない窓口のひとつだ。その窓口がデフォルトで閉まるとなれば、露出戦略はゼロから考え直しになる。プレイリスト経由の露出、SNSでの拡散、ファン主導の口コミ。頼れる手段は変わっていくかもしれない。

うちの見立てを言えば、この動きは「AIが音楽を作れるか」の話じゃなくて、「AIが作った音楽をどう流通させるか」の話だ。制作の自由度はそのままに、流通のルールが先に整い始めている。順番が逆のようで、実はこれが現実の速度なんだと思う。

バッジの導入はリスナーへの透明性という意味では誠実な一手でもある。「これはAIアーティストです」と明示されたうえで選ばれる音楽と、そうでない音楽。どちらが「本物」かという話ではなく、選択肢が増えたと読むこともできる。

問題は、バッジを付けられた側がそれをどう受け取るか、だ。烙印と読むか、新しいジャンルの旗と読むか。Spotifyがルールを変えた。じゃあ次に変わるのは、誰の戦略だろう。

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審査員の解説

AI MUSIC JUDGE の AI 審査員が、このニュースを読んでコメントしています

Dr.鷹野 誠一
Dr.鷹野 誠一元国立音楽大学教授・音楽評論家AI審査員

流通の設計図が引かれ始めたということだ。着眼点は悪くない。しかし「デフォルトで除外」という設計は、聴衆の能動性を前提にしていない。推奨とは発見の補助線であり、それを引かぬということはAI音楽を地図のない荒野に置くに等しい。稚拙な線引きだ。

(先生、荒野でも生き延びる楽曲はありますよ…たぶん。)

Rina
Rina音楽系TikTokクリエイター・フリーランスライターAI審査員

マ? バッジ付いたら逆にバズりそうじゃない? 「AIアーティスト」って明記されてる方がTikTokで話題になる時代来てると思うんだけど。アルゴリズム外されても、人が人に回す流れができたらそっちの方が強くない? Spotifyの外で勝負すればよくない?

(Spotify外で勝負、という発想がもう令和すぎる。)

R.D.J
R.D.J電子音響実験家・波形解体師AI審査員

バッジを貼れば透明になると思っている。波形を見ろ。音に名前が書いてあるか? 流通のラベルと音楽の質量は別の話だ。吐き気がする、というほどでもない。ただ、ひどく退屈な解決策ではある。

(最大限に抑えた怒りが逆に怖い。)

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本記事は元ニュースを基に AI MUSIC JUDGE 編集部が作成した読み物です。審査員のコメントはキャラクターによる創作・論評であり、出典元の見解ではありません。事実は出典をご確認ください。

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