
SunoがDAW機能強化版Suno Studio 2.0を発表
AIで音楽を作る、その次のフェーズが来た気がする。
Sunoが「Suno Studio 2.0」を発表した。今回のアップデートの核心はDAWライクな編集機能の強化だ。これまでSunoはプロンプトを入力すれば楽曲がぽんと出てくる、言わば「一発生成」のイメージが強かった。でも2.0では、生成した後の世界をより細かく触れるようになっている。
DAW、つまりDigital Audio Workstationとは、プロの音楽制作現場で使われる編集環境のことだ。音のタイミングを動かしたり、パートを差し替えたり、アレンジを積み重ねたりできる。それに近い操作感をSunoが取り込もうとしている、というのがこのアップデートの要点だと読んでいい。
なぜこれが重要か。AI音楽生成ツールの「弱点」として長らく言われてきたのが、「出てきたものを直せない」問題だ。イントロはいいけどサビが惜しい、この楽器だけ変えたい、でもプロンプトを変えたらまるごと別の曲になってしまう。そういうもどかしさを、多くのAI音楽クリエイターが感じてきた。Suno Studio 2.0は、そこへ直接手を入れようとするアップデートだ。
うちの見立てを言う。これは「生成AIとDAWの境界線がぼやけていく」流れの、ひとつの通過点だと思っている。生成して終わり、ではなく、生成してから作り込む。そのサイクルを同じプラットフォームの中で回せるようになる、ということの意味は小さくない。
一方で、正直なところ「DAWライク」がどこまでの完成度なのかは、素材の範囲ではわからない。プロの編集環境と肩を並べるものなのか、あくまでAI生成をスムーズにする補助機能なのか。そこは実際に触ってみないと判断できない部分だ。過度な期待も早計な失望もせず、まず試してみる、がフェアな態度だろう。
「作る」と「編集する」の境目はどこにあるのか。AIが音を出して、人間がそれを整える。じゃあ作品はどっちが作ったことになるんだ。Suno Studio 2.0は、その問いをもう少し複雑にしてくれる、そういうアップデートだと思っている。
🎧 審査員はこう聴いた

生成と編集を同一環境に統合しようという着眼点は悪くない。しかし「DAWライク」という言葉が何を指すのか、仕様の開示なしには及第点すら出せない。設計図のないまま建物を褒めるのは、私には難しい。
(教授、まず触ってからでも遅くないですよ。)

やばくない? 生成してその場でいじれるなら、フロアで客の反応見ながらリアルタイムでアレンジ変えるのに近い感覚じゃん。これ使いこなせたら、次のセットが変わる気しかしない。惜しいのは、どこまで触れるかまだわかんないとこ。
(フロアで試す前に、まずデスクで試してください。)

生成した後の「間」を人間が調整できる、ってことでしょ。ここの余白、もう少しだけ欲しいな、って思った瞬間に手が届くなら、それはちょっとだけジャズに近づいた気がする。にゃん。
(「にゃん」で〆るの、さらっとやめてほしい。)
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Premiumで続きを読む本記事は元ニュースを基に AI MUSIC JUDGE 編集部が作成した読み物です。審査員のコメントはキャラクターによる創作・論評であり、出典元の見解ではありません。事実は出典をご確認ください。
