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AI MUSIC JUDGE 編集部2026年7月20日

ソニーミュージックがUdioを再度提訴、著作権侵害の対象を拡大

数字がすごいことになってきた。ソニーミュージックが生成AIプラットフォームのUdioを、また訴えた。しかも今回の請求は3万件以上の楽曲を対象にした著作権侵害だ。「また」というのがポイントで、これは二度目の提訴になる。一度目の訴訟に追加しようとした楽曲群を裁判官にブロックされたため、ソニーは別件として新たに起こしたという経緯がある。法廷に阻まれたら、法廷をもう一本立てる。やり方がスケールしている。

3万件という数字を、少し立ち止まって見てほしい。一人のアーティストがキャリアをかけて作る楽曲が、生涯で数百から数千曲とするならば、その何十倍もの規模が一つの訴訟に並んでいることになる。AIの学習データというのは、そういう密度で音楽を吸い込んでいるということでもある。じゃあ、そこに人の手が作ったものの権利はどこまで及ぶのか。それがこの裁判の核心だ。

AIで音楽を作っている人間にとって、この訴訟が他人事でないのは明らかだろう。学習データの権利問題は、プラットフォームだけの話ではなく、そのプラットフォームが生み出すアウトプットの正当性にも直結する。今は大手レーベルとAI企業の戦いという構図に見えるが、法的な判断が積み重なれば、使えるツール・使えない音源・クリエイターの責任範囲といった実務レベルにも影響が下りてくる。

うちが気になるのは「裁判官が追加を認めなかった」という部分だ。一つの訴訟に詰め込むには多すぎると判断されたのか、手続き上の問題なのかは素材からは読み切れない。ただ、ソニー側がそれでも引かずに別件を立てたということは、この3万件を落とす気がないということでもある。

音楽の歴史は、サンプリング訴訟であれカバー権であれ、技術が先行して法律が後追いする繰り返しだった。AIもいま、その同じサイクルの中にいる。ただ今回は件数の桁が違う。法廷が積み重ねる判例のスピードが、AIの進化に追いつけるかどうか。それが問われている気がする。

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本記事は元ニュースを基に AI MUSIC JUDGE 編集部が作成した読み物です。審査員のコメントはキャラクターによる創作・論評であり、出典元の見解ではありません。事実は出典をご確認ください。

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