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AI MUSIC JUDGE 編集部2026年7月21日

Deezerに毎日9万曲のAI音楽が投稿、全体の50%を突破

毎日9万曲。その数字を聞いて、ピンとこない人のために補足しておく。Deezerに1日で投稿される新曲の半分以上が、今やAI生成の楽曲だ。Music Business Worldwideが報じたこの数字は、ストリーミング業界にとってひとつの分岐点を示している。

50%を超えたのは「初めて」だという。つまりこれは、じわじわ上昇してきた数字がついに臨界点を越えた瞬間の話だ。人間が作った曲と、AIが生成した曲が、アップロード数という土俵では完全に逆転した。プラットフォームの中で「多数派」が入れ替わったことになる。

じゃあDeezerはこの状況をどう受け止めているのか。歓迎、ではない。プラットフォーム側は、再生のない古いAI楽曲を削除する方針を強化すると打ち出した。理由はストリーミング不正の防止だ。大量のAI楽曲がカタログに積み上がり、ストリーム数を水増しする手口への対策として、眠り続けるトラックを整理していくということらしい。

ここが重要なポイントで、問題は「AIが作ったかどうか」ではなく「再生されているかどうか」だ。聴かれない曲は、どんな作り方をしていてもプラットフォームにとってはノイズになる。AIを使う作り手にとっては、量を増やすゲームが終わりに近づいているサインとも読める。

うちの見立てを言うと、この動きはDeezerだけの話では済まないと思っている。9万曲という数字が一社のサービスで出ているなら、業界全体の総量は想像もつかない。各プラットフォームが同様の「整理」に動くのは時間の問題だろう。審査基準や品質のハードルが上がっていくのは、もはや避けられない流れだ。

AI音楽を配信まで持っていきたい作り手にとって、これからのゲームのルールは変わる。数を出すより、ちゃんと聴かれる1曲を作ること。当たり前のようで、プラットフォームが改めてそこに線を引きはじめている。あなたの曲は、明日も残っている側にあるだろうか。

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本記事は元ニュースを基に AI MUSIC JUDGE 編集部が作成した読み物です。審査員のコメントはキャラクターによる創作・論評であり、出典元の見解ではありません。事実は出典をご確認ください。

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