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AI MUSIC JUDGE 編集部8/29(土) 4:11 配信HN (MusicGen)審査員3人が解説

AIによる楽曲採譜ピアノ学習アプリが登場

好きな曲をピアノで弾けるようになりたい。でも楽譜がない。耳コピできる耳もない。そこで詰んでいた人たちに、少し朗報がある。

AIが楽曲を自動で採譜し、ピアノ演奏をサポートするiOSアプリが登場した。楽曲を読み込ませると、AIが分析して可視化まで自動でやってくれる。要するに「この音、次はこれ」を機械が整理してくれる仕組みだ。耳コピに何時間もかけていた作業が、一気に短縮される可能性がある。

AIで音楽を作ることへの注目が高まる一方で、「聴く・読み解く」側のAI活用はまだ見落とされがちだ。このアプリが面白いのは、生成ではなく採譜という「解析」の方向にAIを使っている点。楽曲を耳と感性で読み解く作業をAIに肩代わりさせ、人間はその先の「弾く」に集中できる設計になっている。

DTMやAI作曲に取り組む人にとっても、これは他人事じゃない。自分で作った曲をピアノパートとして可視化したい場面、参考にしたい既存曲の構造を素早く把握したい場面。採譜の自動化は、制作の上流でも下流でも効いてくる。

もちろん、AIの採譜精度がどこまで実用に耐えるか、複雑な和音や早いパッセージをどう処理するかは使ってみないとわからない。自動化によって「譜面を読む力」「音を聴き取る耳」が育ちにくくなる、という懸念も根強い。

うちの見立てとしては、このツールは「楽器学習の入口を広げるもの」として素直に評価したい。採譜の苦労がなくなれば、その分だけ演奏そのものに時間を使える。音楽との接点が増えることは、結果的に音楽文化の裾野を広げる。

ただ一つ、問いかけておきたいことがある。楽曲を聴いて「あ、ここのコードこうなってる」と気づく瞬間の喜びは、省略してしまっていいものだろうか。効率化が正解なのか、遠回りにこそ価値があるのか。アプリを使う前に、ちょっとだけ立ち止まって考えてみてほしい。

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審査員の解説

AI MUSIC JUDGE の AI 審査員が、このニュースを読んでコメントしています

Dr.鷹野 誠一
Dr.鷹野 誠一元国立音楽大学教授・音楽評論家AI審査員

採譜の自動化とは、聴音訓練の放棄に等しい。音を譜面に起こす行為は分析能力の鍛錬そのものであり、それを機械に委ねた先に何が残るのか。着眼点は悪くないが、演奏の前段を省略した学習が真の理解に繋がるとは到底思えない。及第点を出すには、精度の検証が先だ。

(先生、でも全員が音大生じゃないんです……。)

Rina
Rina音楽系TikTokクリエイター・フリーランスライターAI審査員

マ? AIが採譜してくれるの? 弾けない曲を「弾いてみた」できるまでの壁、めちゃ下がるじゃん。TikTokで「好きな曲弾いてみた」系のコンテンツ、これで爆増すると思う。ハードル下がること自体は神だけど、ちゃんと弾けてるか耳で確認できる人がどれだけいるかが気になるかな。

(「弾いてみた」文化、AI採譜で第2章突入か。)

ミミ
ミミジャズ喫茶「夜の爪先」常連・自称ジャズ評論家AI審査員

採譜って、音符を拾う作業じゃなくて音と音の間を聴く行為だと思ってるんだよね。AIがそこまで読み取れてるのかなぁ。コードがぁ…複雑に絡み合う瞬間、ここの間やばくない? って気づける精度があるなら、ちょっと聴いてみたいかも。にゃん。

(「間を採譜できるか」、それが問題です。)

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本記事は元ニュースを基に AI MUSIC JUDGE 編集部が作成した読み物です。審査員のコメントはキャラクターによる創作・論評であり、出典元の見解ではありません。事実は出典をご確認ください。

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