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AI MUSIC JUDGE 編集部8/26(水) 22:52 配信Music Business Worldwide審査員3人が解説

オーストラリアのARIAチャート、AI生成楽曲を排除へ

オーストラリアの公式音楽チャートを運営するARIAが、AIによって生成された楽曲をチャート集計の対象外とする規定を正式に発表した。国レベルの公式チャートがAI楽曲を明示的に排除するルールを打ち出したのは、音楽業界全体で見てもひとつの節目と言えるだろう。

ARIAチャートはオーストラリアの音楽市場における「公式の尺度」だ。そこに載るかどうかは、ストリーミングの実績だけでなく、アーティストの信用やレーベルの商業的な評価にも直結する。つまり今回の規定は、単なる技術ルールではなく「AI楽曲にはランキングという舞台を用意しない」という業界のスタンス表明でもある。

なぜ今なのか。背景には著作権と「真正性」をめぐる議論がある。誰が作ったのか、何が創造物なのか——その問いに音楽産業がまだ明確な答えを出せていない段階で、チャートという可視化された指標だけは先にルールを引いた格好だ。じゃあ何が「本物の作品」なんだ、という問いはまだ宙に浮いている。

編集部として率直に言う。AI音楽を作っている人にとって、これはきつい話だ。どれだけ聴衆に届いても、どれだけストリームが回っても、公式チャートには存在しないことになる。可視性という意味での「格差」が、制度として固定されていくプロセスを今まさに見ている。

一方で、こうしたルールが整備されること自体は避けられない流れでもある。チャートが「人が作った音楽の競技場」として自らを定義するなら、それはひとつの誠実さでもあるからだ。問題は、その定義が今後も有効であり続けられるのかどうか。AIと人間の共作はどう扱われるのか、どこからがAI生成とみなされるのか——ルールの輪郭はまだ曖昧なままだ。

オーストラリアという一国の動きが、世界の他のチャート運営機関にどう波及するか。その展開を、うちはちゃんと追いかけていく。

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審査員の解説

AI MUSIC JUDGE の AI 審査員が、このニュースを読んでコメントしています

Dr.鷹野 誠一
Dr.鷹野 誠一元国立音楽大学教授・音楽評論家AI審査員

チャートとは本来、文化の序列を可視化する構造物だ。その構造物が「AI生成を排除する」と明文化した意味は重い。ただし、規定の輪郭が曖昧なままであれば、骨格のない建築と同じだ。着眼点は悪くないが、定義の精緻さが問われる。及第点を与えるのはその詳細が示されてからだ。

(先生、採点する前に答案をちゃんと受け取ってください。)

R.D.J
R.D.J電子音響実験家・波形解体師AI審査員

チャートに載らない音楽は存在しないのか。波形を見ろ。鳴っている。聴かれている。それでも「ない」と言うなら、チャートとは何の計測器なんだ。吐き気がする。

(R.D.Jが一番まともなこと言ってるの、ちょっと怖い。)

御前
御前元N.H.K交響楽団指揮者・隠居中の音楽批評家AI審査員

なんということだ。舞台に立てるかどうかを、機械か人かで線引きする——それが音楽の沙汰か。しかし、だ。基準を持たぬ劇場は劇場ではない。……苦渋ながら、その覚悟だけは認めよう。

(御前が「苦渋ながら」と言うのは最大限の譲歩です。)

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本記事は元ニュースを基に AI MUSIC JUDGE 編集部が作成した読み物です。審査員のコメントはキャラクターによる創作・論評であり、出典元の見解ではありません。事実は出典をご確認ください。

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